Windows Vista の導入
Windows Vista の導入についてです。
手順
Windows Vista の導入は、パソコンの電源を入れ、Windows Vista のインストールディスクをパソコンの光学ドライブに挿入することで始まります。以下は、新規にインストールする場合の手順についてです。
- パソコンの電源を入れ、BIOSの設定画面を起動をします(BIOSについての詳細は、BIOSの設定をご覧下さい)。
Windows Vista のインストールディスクを光学ドライブに挿入します。
- BIOSのメニューをBoot メニューに切り替え、サブメニューの
Boot Device Priority
を選択します。ブートデバイスの優先順位を光学ドライブを1st Boot Device
(優先順位1位)に、HDDを2nd Boot Device
設定します。最後にBIOSの設定を保存してBIOSの設定を終了します。 再起動すると、
Press any key to boot from CD or DVD....._
と画面に表示されている時に、何かキーを押します。キーを押すと、Windows Vista のインストールディスクが読み込まれます。インストールディスクの読み込み中は、画面にWindows is loading files...
と表示されます。幾つかの項目(インストールする言語、時刻と通貨の形式、キーボードまたは入力方法、キーボードの種類)についての設定画面が表示されたら、必要に応じて設定を変更します。
次へ
を選択すると、次の手順に進みます。Windows のインストール
メニューで、今すぐインストール
を選択します。ライセンス認証のためのプロダクト キーの入力
を行います。次へ
を選択すると、次の手順に進みます。ライセンス条項をお読みください。
画面が表示されたら、ライセンス条項を一読します。条項に同意できるなら、
条項に同意します
のチェックボックスをオンにし、次へ
を選択して次の手順に進みます。インストールの種類
画面で、カスタム
を選択します。Windows のインストール場所を選択してください。
画面で、使用するパーティションを選択します。パーティションの作成、拡張、削除、及びフォーマットは必要に応じて行ってください。私の場合、SATA(AHCI)320GBのHDDを2つのパーティションに分割しました。パーティション1に50GB(51200MB)、残り全てをパーティション2に割り当て、パーティション1にWindowsをインストールします。Windows Vista をインストールするHDDは、推奨システム要件では最低15GBの空き容量のある40GBなので、この位あれば十分でしょう。
Windows をインストールするパーティションを選択して、
次へ
を選択すると、PCが再起動してインストールを開始します。インストールが完了するまでに、約30分程かかります。
ユーザー名と画像の選択
画面が表示されたら、ログオンする際のユーザー名とパスワード及びユーザーアイコンの選択を行います。コンピュータのパフォーマンスの確認が自動的に行われます。
パフォーマンスの確認が完了するまでに、数分間かかります。
- インストールが完了すると、ようこそ画面(Windowsにログオンする際に使用する画面)が表示されます。
注意事項
- Windows Vista を導入する前に、導入するPCがWindows Vista のシステム要件を満たしていることを確認して下さい。
- Windows Vista をSATAのAHCIモードで導入する場合には、Windows Vista を導入する前にBIOSの設定でSATAのAHCIモードを指定しておく必要があります。インストール後にレジストリを書き換えることでAHCIを有効にする方法もあるようです。
インストール中は、画面に進行状況が表示され、何度か自動的に再起動されます。この際に、
Press any key to boot from CD or DVD....._
と画面に表示されますが、キーボードには手を触れないで下さい。- Windows Vista のアカウントには、標準、管理者、Guestの3つの種類があります。インストール中(
ユーザー名と画像の選択
)に作成するユーザーアカウントは、Administratorアカウントです。セットアップが終了したら、日常の作業には、標準ユーザーアカウントを使用することを推奨します。