最後の仕上げ
自作PCの最後の仕上げと通電テストについてです。
仕上げ
PCケース内のケーブルを整理します。PCケース内の通気性も考慮しながら、結束バンドなどで余計なケーブルをまとめます。
PCケースのカバーを元に戻します。
これで組み立て作業は終わりです!組み立てたパソコンが無事に動作するか?続いて、モニタなどを接続して通電テストを行います。
モニタの接続
PC本体とモニタを接続します。
- デジタル接続
モニタ付属の24ピンDVIケーブルの一方のコネクタをPC本体背面(グラフィックカード)のDVIポートに接続し、もう一方のコネクタをモニタのDVIコネクタに接続します。
- アナログ接続
モニタ付属の15ピンD-Subケーブルの一方のコネクタをPC本体背面(グラフィックカード)のD-Subポートに接続し、もう一方のコネクタをモニタのD-Subコネクタに接続します。
注釈
接続方式は、グラフィックボード(デジタル/アナログの両接続が行えるのが主流)とモニタの双方が備えるインターフェイス規格によります。グラフィックボードを追加搭載しないオンボードビデオ機能を内臓しているマザーボードでは、マザーボードのリアパネルの仕様によります。
- モニタ付属の電源コードをモニタのAC電源ソケットに差し込みます。
通電テスト
- PCケース背面のI/OポートにPS/2接続でキーボードを接続します。
- 電源ユニット付属の電源コードをPCケース背面の電源コネクタに接続します。
- 全てのスイッチをオフにし、コンピュータとモニタの電源コードをコンセントに接続します。
- モニタ、コンピュータ(システム電源)の順番で電源をオンにします。システム電源をオンにすると、システム前面パネルケースのシステム電源LEDが点灯します。
- システムが自己診断テストを実行します。テストを実行している間、BIOSがビープ音を出すか、スクリーンにメッセージが表示されます。
BIOSが異常を示すビープ音を出すことなく、BIOS画面が表示されれば、通電テストは成功(ハードウェアとしては完成)です!
組み込んだパーツがBIOSで正しく認識されているか確認し、必要があればBIOSの設定を変更します。後は、OSとドライバをインストールを残すだけです。