組み立て作業を始める前の準備

組み立て作業を始める前の準備についてです。

組み立て作業における注意事項

PCを組み立てる前に、次の事項に注意してください。

準備する物

組み立て作業を始める前に、先ずは必要になる物を準備し、足りない物は無いか確認しましょう。

パソコンを自作したことがない方の多くは、自作PC。と耳にすると、半田ごてなどを使った電子工作を想像するかも知れません。しかし実際には、市販の各パーツ(パーツ個々は完成品)を集めてバラバラの物をひとつに組み合わせるだけなのです。組み立て自体はプラモデル感覚なので、何ら難しい作業ではありません。但し、各パーツの選別にはちょっとした知識を必要とします。

[ 注意: オブジェクトを埋め込めません。 ]

学校での図画・工作の授業や家電の配線が苦手だという人は別として、パーツ選びや組み立てに自信が無い方は、PCパーツの販売店が独自に販売している自作マニュアル付きの自作PCキットを購入して自作に挑むのも良いかと思います。PCパーツの販売店の多くは、電話サポートや組み立ての代行も行っているので、初心者でも安心して自作に挑めると思います。

さて、組み立て作業の際に必要になる工具では、ドライバーが各パーツをネジ留めする時に必要になります。基本的にはプラスドライバーが一本あれば十分です。他には、PCケースにスペーサーを取り付ける時にラジオペンチ(普通のペンチでも可)が必要になります。ネジ類を管理するために小皿か小箱も用意しましょう。

必須ではありませんが、余計なケーブルを束ねるのに結束バンドがあると便利です。結束バンドは、PCパーツショップやホームセンター、模型屋などで買い求めることができます。特に模型屋で売られている組み立て式ラジコンの用途に特化した、繰り返し何度でも利用可能なナイロン製の結束バンドがお勧めです。勿論、使いきりのナイロン製や極々一般的な絶縁加工された針金製の結束バンドでも構いません。ケーブルを結束バンドで束ねる時には、結束バンドの余った部分の切断にニッパーを使用します。

尚、パーツの基板の半田が甘いからといって自分で半田をし直すことはしないでください。多くの場合、保証の対象外になります。そのような場合には、パーツの購入店かメーカーに即座に連絡してください。