シナリオ別攻略(MD版)

ラングリッサー(MD版)のシナリオ別攻略についての解説です。

基本戦術

攻撃相関を考えて戦う

戦いあう双方のユニットの種類によって、有利不利が出る相性のようなものがある。相手ユニットに対して有利なユニットで攻撃すれば、敵に大ダメージを与える事ができる。

相性は次のような三竦みになっている。

  • 歩兵は弓兵に有利だが騎兵に不利
  • 騎兵は歩兵に有利だが弓兵に不利
  • 弓兵は騎兵に有利だが歩兵に不利

更に、弓兵は飛兵にも有利、飛兵は弓兵に不利、僧兵はアンデッドに有利、ガードマンはスライムに有利という相性がある。

有利な地形で戦う

ユニットのいる地形の特性により、地形効果の値(防御力の割り増し度合い)だけ防御力が増加する。有利な地形で戦えば、損害もそれだけ少なくて済む。

また、地形効果には、次のような特例の防御効果値がある。

  • エルフの森林での効果値は40%
  • 飛兵の効果値は常に30%
  • 水兵の水上での効果値は50%
経験値を効率良く稼ぐ

経験値をより効率的に得る為には、次の点を十分に理解して実践する必要がある。

  • 敵指揮官をいきなり撃破せずに、周囲の部下(兵士たち)から順に倒す
  • 指揮官を倒すと、兵士を倒した時より多くの経験値を獲得できる。
  • クラスもレベルも最高の指揮官は、削り役に徹する。即ち、育ちきった指揮官で敵を撃破して経験値を得るのは無駄である。

以上の事を留意しながら、獲得経験値を無駄にしない戦いを心掛けよう

敵の行動を封じる

コンピューターの指揮官(NPCと敵)は、耐久力が7以下になると、治療(耐久力が3回復)に専念する。また、兵士の場合も指揮官に隣接(上下左右の4箇所)して耐久力の回復に努める行動をとる。

このことを利用して、敵の耐久力を適度に削っておくことで、戦況が自軍にとって常に有利になるように仕向けよう。

魔法で地形破壊

アースクエイクの魔法は、敵に大ダメージを与えると共に、地形を破壊する効果を持つ。魔法により破壊される場所は、不特定(ランダム)である。

敵に被害を与える利用方法は当然の事、相手が地形効果に於いて有利な場合に地形を破壊したり、壁を破壊して進入口を作ったりできることも覚えておこう。因みに、破壊された地形の地形効果は15%になる。

お勧めクラスチェンジ

私がお勧めする各指揮官のクラスチェンジです。

著者推奨クラスチェンジ一覧表

著者推奨クラスチェンジについて、各列は、指揮官名とクラス段階を示した表。

指揮官第一段階第二段階第三段階第四段階
レディンファイターロードキング
ナームファイターロードマジックナイトレンジャー
クリスクレリックプリーストハイプリースト
ジェシカウォーロックウィザードアーチメイジ
テイラークロコナイトサーペンナイト
ソーンファイターナイトナイトマスター
ホーキング
アルバートファイターロードマジックナイト

全てのシナリオで部下も含めた全ての敵を全滅させても、味方の指揮官の全員がレベル9には到達できない。全員を平均的に育てるか?主要指揮官を中心に育てるか?よく考えながら成長させよう。

初めてプレイするならば、全員を最終段階のクラスまで地道に成長させた方がシナリオ攻略の上で楽になります。一応、シナリオ20開始時の全員のレベル(最終段階のクラスで)の目安としては、主要指揮官は7、テイラーは5、三人衆は1といったところです。

注釈

シナリオの攻略方法

シナリオ1(王城脱出)

このシナリオで登場するNPCの三人(ナーム、ジェシカ、テイラー)は、今後のシナリオで仲間に加わる。他のシリーズではNPCの撤退数も確りと数えられるが、MD版ではNPCの撤退数は一切気にしなくて良い。但し、プレイヤーのキャラクターは耐久力(HP)が0になると即死亡(今後のシナリオに登場しない)となるので注意!!とは言え、全シリーズ通して後のシナリオで仲間に加わるNPCのレベル上げは共通したこと、出来る限りNPCも撤退させない様に注意しながら経験値を稼ごう。

シナリオをクリア(レディンがマップ端に到達)するだけなら2ターンで可能。敵全滅を目指すなら、20ターン前後を必要とする。敵全滅を目指す場合には、NPCの撤退(この場合、ナーム、ジェシカ、場合によってはテイラーの順で撤退)は仕方の無い事と諦めよう。敵全滅を目標とするかを問わず、戦況が不利にならない様に注意しながらレディンの経験値獲得に精を出そう。今後の事を考えて少しでも経験値稼ぎをしておきたい。兵士配属の際には、レディンにソルジャーを5体、ヴォルコフにライトエルフを2体雇っておくと良いだろう。

レディンはバルディア城の西口に移動し、テイラーの部隊が削ったダークエルフを撃破して経験値を少しでも稼ぎ、ヴォルコフは最初南口のジェシカの応戦に向かう。特に、バルディア城の南口のジェシカは交戦相手がサーペンナイトなので苦戦は必死。ヴォルコフの弓兵部隊で援護しよう。指揮官配置の際には、左側にレディン、右側にヴォルコフを配置すると良い。西口の敵撃破に目途が付いたら、レディンの兵士1~2部隊を指揮範囲を気にせず南口に廻し、耐久力が少ないリザードマンを仕留めて経験値を稼ぐのも良い。西口の敵シレイカンの撃破はテイラーに任せよう。

東口で孤軍奮闘するナームが撤退して敵に城内への侵入を許した後は、NPCのイルザックとヴォルコフでソウジョウ(サー・ガリウス)が率いるエレメンタルの撃破を行う。イルザックは回復魔法を使ってくれることもあるが耐久力が減ったら即治療をしながら戦おう。ソウジョウ以外の敵指揮官及びエレメンタルは、レディンでは運が良ければダメージを1与える程度で全く歯が立たないのでイルザックやヴォルコフで仕留める事になるだろうが、ソウジョウだけはレディンで止めを刺して経験値を確りと獲よう。もしこれ以上の戦闘は無理だという止むを得ない状況に追い込まれたら、シナリオクリア(レディンがマップ端に到達)を優先させよう。クリア時にレディンのレベルが5になっていれば上出来、最低でも2には上げておこう。

シナリオ2(サルラスへ)

このシナリオはヴォルコフの部隊でクリスの部隊を護衛しながら、レディンの経験値を稼ぐことになる。非力な市民を従えるNPCのクリスの部隊は、奇数ターンにのみマップ上方の門に向かい移動する。クリスの前方進路を塞ぎ足止めながら敵と交戦しよう。

指揮官配置の際には、レディンを上方、ヴォルコフを下方に配置して挑むと良いだろう。敵の夜盗集団との戦いは、レディンのクラスが初期段階のファイターでも若干優勢といった具合だが、このシナリオ中に第二段階のクラスにクラスチェンジできれば、戦況は一変して完勝できる。とは言え、敵数が多いのでレディンが雇っておく兵士は多いに超した事は無い。ヴォルコフの兵士で敵兵士(バーバリアン)に戦いを挑むと撃破する確率が非常に高いので、場合によってはヴォルコフは兵士を1部隊も雇わずとも構わない。また、ヴォルコフの兵士を雇う場合(この場合ファイターで良い)には、敵の魔法を封じる意味でも敵指揮官に攻撃を仕掛け、ダメージを受けた状態の兵士を削り役として扱き使うと良い。

ターン12が終わると敵援軍の1部隊がマップ中央やや上を横切る河の左手手前側に登場する。この部隊は初めから登場する敵と同程度の強さなので、苦戦することは先ずないだろう。敵の部下を一掃する前に指揮官を倒してしまうことがないように注意して経験値を稼がせよう。NPCのクリスは回復魔法を使ってくれることもあるが、それをあてにする必要もないだろう。

尚、このシナリオを含めて今後のヴォルコフは削り役に徹すること。

シナリオ3(襲撃)

このシナリオでは、強制配置でしかも味方部隊の戦力がマップ中央左右に二分される形で配置される。蛮族の長であるカ・イロウを撃破すればシナリオクリアだが、敵の全滅をして経験値を確りと稼いでおこう。

敵援軍は登場しないが、マップ右上方に配置された敵マドウシは、こちらの部隊の動きを無視して教会に向って真西に移動する。さながら別働隊のようだ。その為、レディンの部隊はその動きに備えて、中央の石畳付近でなるべく教会から離れない位置でマップ上方と右下方から迫る敵を迎撃しながら敵別働隊に備える様にして戦おう。

ヴォルコフの部隊は、NPCのソーンと合流し、ソーンが撤退させられることの無いように援護しながらソーンの経験値獲得の手助けを行おう。くどい様だが、ヴォルコフは削り役に徹すること。とは言え、ヴォルコフはクラス/レベルとも最高なので、ヴォルコフの兵士が指揮範囲内で敵兵士と交戦すると撃破する確率が非常に高い(たとえ耐久力が1や2と傷付いていても・・・)。ヴォルコフの兵士は敵指揮官の削り役に徹して、なるべく敵兵士と交戦しないようにしながら、ソーンが窮地に追い込まれない様に戦況の維持に努めてソーンのレベルを上げておきたい。

また、レディンの兵士数に余裕があれば、レディンの兵士1~2部隊を指揮範囲を気にせずソーンらと合流させ、耐久力が限りなく減った敵を仕留めさせて、ソーンよりレディン優先で経験値を稼ぐという戦法もある。この場合、クリア時にレディンのレベルが第二段階クラスの6~7、ソーンはレベル5~6になっていれば上出来だ。

注釈

  • このシナリオをクリアすると、ナームと再会して仲間に加わる。
  • シナリオクリア時にグレートソードを入手する。

シナリオ4(死霊の森)

このシナリオに登場するスライムは、プレイヤー側の兵士では殆ど歯が立たない(唯一、ヴォルコフのホースマンで五分以上の戦いができる)。仲間に加わったばかりのナームのレベル上げを行いたいところだが、兵士(ソルジャー)が殆ど役に立たない。このシナリオで経験値稼ぎの主体となるのは、援軍で登場するクリスなので、ナームの兵士はいっそのこと所持金を節約して雇わなくても良い。ナームには前のシナリオクリア時に手に入れたグレートソードを装備させておくと良いだろう。

ターン5になるとプレイヤー側の援軍(クリスとソーンのガードマン部隊)が到着する。それまでは、初期配置位置より下方の地形効果が高い地点(山や森)に移動して、味方部隊を密集させてなるべくナームの部隊で瀕死のスライムに止めを指すといった地道な戦いを繰り返し、ナームのレベルを1でも上げる事ができれば良いだろう。援軍到着後は、兵士属性の相関関係においてスライムに有利なガードマンを擁するクリスとソーンの部隊を活躍させて敵を一掃しよう。その為にも味方援軍の進路を塞がない様に注意しながら、レディン等を西へと移動させる。この時、欲張って敵と交戦しながら繰り引きを行うと、味方援軍との入れ替えが迅速に行えないどころか、援軍が最前線に到着する頃には10ターン目を迎えてしまう。味方援軍を効率良く最前線に送り込む為にも、援軍到着後は交戦せずに一気に兵を下げた方が得策だ。味方援軍の活躍で制限ターン数(10ターン)以内に全てのスライムを撃破できれば、自ずからクリスのレベルが登場時のレベルから5~6は上昇できる。

注釈

  • このシナリオをクリアすると、クリスとナームが仲間に加わる。
  • シナリオクリア時にクロスを入手する。

シナリオ5(帝国軍親衛隊)

このシナリオでは、レディンの宿命のライバル・黒騎士ランスが初登場する。ロイヤルガードのランスは強靭で、こちらの弓兵で攻撃を仕掛けても尽く撃破する強さを誇る。更に、ライトニングの魔法を一撃だけ使用してくるので、接近したら指揮官の耐久力に注意しよう。

敵陣を目指す経路は、中央と左右の3つ。地形効果を有効に利用した戦闘が可能な左側に主力部隊を集中して進攻し、橋周辺の森に弓兵部隊を、その後方にソルジャーなど他の部隊を備えさせる。その一方で、右の経路に敵指揮官(シキカン4と2)に対する別働隊(主力と同様の編成)を進軍させ、右下辺りの森に着陣させる。左右どちらも騎兵に備えて弓兵で壁を作りながらの戦いとなる。戦いの終盤、ランスが接近したら、ヴォルコフの弓兵で取り囲んで動きを封じ、最後に煮るなり焼くなり好きにすると良いだろう。

レディンのレベルが他の仲間よりズバ抜けている様ならば、このシナリオではヴォルコフと同様に削り役に徹すること。このシナリオまでにナームとソーンを第二段階のクラスに到達させておけば、次のシナリオ(バルディア城の攻防)攻略が楽になることだろう。また、前のシナリオでクリスのレベル上げが上手く出来ていれば、クリスも第二段階のクラスに到達できよう。

注釈

  • シナリオクリア時にヴォルコフが敵の伏兵の毒矢からレディンをかばって死亡する。

シナリオ6(バルディア城の攻防)

このシナリオでは、城の左右から攻め込むので戦力も二分することになる。左右のどちらも城門に配置されている敵の騎兵部隊に対する弓兵部隊(レディンとナーム)を先鋒隊として突入させる。敵の騎兵部隊を撃破したら、騎兵部隊(若しくは歩兵部隊)と入れ替えを行い敵の歩兵部隊を叩いて城内に突入するといった戦術を執る。城内は非常に混雑して兵の入れ替えがし辛いので、1人の指揮官が雇う兵士数は4~6程度でも十分だろう。

但し、戦力を二分して突入を仕掛けるには、レディンとナームが共にロードで弓兵を雇える状況でなければならない。もしも、ナームが第二段階のクラスに未到達で弓兵が雇えないといった場合には、片側の先鋒はナイトのソーンが率いる騎兵で代用できないことも無いが互角の戦いを覚悟しておこう。ナームとソーン共に第二段階のクラスに未到達ならば、東西の門から一斉に突入する作戦は無理なので、主力を片側(広めの東側が良い)に集中させて一方の門からのみ攻め入るのが無難だろう。

最後は、城内中央の占領軍司令官・ゼルドを護衛する部下のロイヤルソルジャを騎兵部隊で各個撃破し、裏ストーリー的にはレディンでゼルドの止めを刺したいが拘る必要はない。

注釈

  • このシナリオでゼルドに勝利しバルディア城を奪還すると、テイラーとジェシカを救出して二人が仲間に加わる。
  • シナリオクリア時にシールドを入手する。

シナリオ7(砦の勇者)

このシナリオでは、砦を守るアルバートの部隊が全滅する前に敵指揮官ベルヌーイを撃破しなければならない。アルバートの部隊は、ベルヌーイとシキカン1から集中的に攻撃を受けるが、大凡10ターン前後までなら持ち堪えることができる。それまでに救援部隊を1部隊でも良いから駆けつけさせる必要がある。ただ、戦況によっては8ターン程で全滅してしまう場合もあるので、戦況の判断を見誤らない様に十分注意しなければならない。

砦のある対岸へ渡るには、中央の橋より主力部隊、左の橋より遊撃隊を移動させる。遊撃隊には、敵援軍の騎兵部隊が登場することを見越して弓兵を率いたレディンかナームが適任だ。場合によっては、騎兵の機動力を生かしてソーンでも良いだろう。

進軍の際には、中央の橋の両側に配置された敵の水軍が行軍の妨げとなるので、先ずは水軍を撃破しよう。左側の水軍は、初期配置位置の陸に誘き寄せてから撃破する。この任務は初期配置の左から23番目の部隊に任せると良い。一番左に配置した遊撃隊は1ターン目から一路砦に向け進めよう。右側の水軍も敵に地形効果で優位にさせない為にも中央の橋の上に誘き寄せて撃破する。橋の上に集まった敵は、テイラーの水兵で敵の側面を突き一気に撃破する。

敵を仕留めるのは、仲間に加わったばかりのジェシカとテイラーを優先し、第二段階のクラスにしておきたいところだ。また、砦を攻略しようと群がる敵軍勢(ベルヌーイと指揮官1)は全てアルバートに仕留めさせる様にすれば、レベル9で経験値メーターがクラスチェンジ目前まで成長させることができる。然しながら、アルバートの部隊だけでは必ず全滅してしまう為、早急に回復魔法が使えるクリスを差し向けて援護する必要性に迫られる。

ターン10よりランスとシキカン4(副官ライアス)の騎兵部隊が増援として出現する。敵の増援部隊として登場するランスは、ベルヌーイを撃破すると撤退するので、勝利条件であるベルヌーイの撃破は一番最後にすること

注釈

  • このシナリオをクリアすると、アルバートが仲間に加わる。

シナリオ8(追撃)

このシナリオでは、敵リーダー(司令官のザルダフ)を追撃しなくてはならない。シレイカンはマップ左上方にある橋を渡って撤退しようとするので、その前に追い付き撃破しなければならない。指揮官配置の際に、敵の頭を抑える為の部隊を一番上に配置しておくと良いだろう。尚、このシナリオでは水兵であるテイラーの活躍は期待できない。前のシナリオでテイラーがサーペンナイトにクラスチェンジできたならば、経験値稼ぎは次のシナリオで行えるのでテイラーの兵士を雇わなくても別段構わない。

追撃を阻む敵の殿軍の歩兵部隊をこちらの騎兵部隊で速やかに撃破して突破口を開く。その為にも騎兵は沢山雇っておいた方が良い。シキカン1・2の弓兵部隊は、敵リーダーと共に逃走しようとするが、指揮範囲に入ると攻撃を仕掛けて来る。敵の歩兵部隊を撃破した後は、歩兵部隊(1部隊4兵で十分)を最前線に進めて街道の交差点(マップ中央の三叉路)より手前で敵司令官を取り囲み足止めしよう。5ターン以内に敵の全滅が十分可能だが、ターン5になると援軍が登場する。敵リーダーを撃破するのは、シレイカン以外の全ての部隊(援軍も含む)を撃破してからだ。

ターン5よりマップ左下方の街道からランスとシキカン4(ライアス)が率いる騎兵部隊が登場する。それを見越して弓兵部隊で組織した別働隊(ナームが適任)を指揮官配置の際に一番左に配置しておき、マップ左の街道付近に着陣させ撃破しよう。

このシナリオから仲間に加わるアルバートのクラスを第二段階にしておきたい。

シナリオ9(ワースの激流)

このシナリオは、マップの半分が川という特殊な地形なので、水兵のテイラーの活躍が期待できる。これ即ち、テイラーの為のシナリオと言っても過言ではない

ワース川を渡ろうとすると、敵の水軍がこちらへ寄せて来る。また、ターン5より川の左右にクラーケンが出現するので、これらを陸に誘き寄せて撃破するまでは川を渡るのを避けた方が無難である。兵士配属・指揮官配置の際には、左右に対クラーケン部隊を2部隊づつ、中央に対水兵部隊を布陣しておこう。左右と中央には弓兵(僧兵のモンクでも可)をそれぞれ配置しておくと戦い易い。右側の対クラーケン部隊は、川の右手を渡河するシキカン1の歩兵部隊とも交戦することになるので、弓兵部隊よりもクリスの僧兵部隊の方が良いだろう。活躍が見込まれるテイラーは、川の左手を渡河するシキカン3・2を一網打尽にできるように左寄り(左から3番目)に配置しておくと良い。

中央に陣取る敵の水兵は、こちらが渡河し始めるまで持ち場を離れない。一旦中央の部隊を水上に進めた後に敵水兵の動きを見てすぐさま岸に引き返し、十分に陸地に誘き寄せてから各個撃破する。中央の部隊は、敵水兵部隊を撃破した後、シキカン5と敵援軍のランスを倒すべく渡河を始めよう。この時、水兵部隊以外の敵指揮官が渡河し始めたら、テイラーの部隊を水上へ進めて各個撃破していくこととなる。

ターン5に出現するクラーケンに備えて配備した左右の部隊は、それぞれ左右の岬(陸地が前方へ突き出ている場所)の突端ギリギリまで移動して待機させておく。クラーケンが出現したら、陸上に十分に誘き寄せてから各個撃破する。左右に布陣した部隊は、モンスターを倒したらこれで役目は終わりだが、対ランス戦が不安ならば対岸目指して渡河させよう。但し、右側の部隊は直ぐに渡河せずに、シキカン1がやって来るのを待って迎撃した後に渡河する方が良い。

ターン7よりマップ上方の街道からランスが登場する。中央に布陣した部隊が対岸に着く頃、ランスの騎兵部隊とシキカン5の歩兵部隊が詰め寄ってくるが、それぞれ兵士の攻撃相関と地形効果を踏まえて交戦する。或いは、直ぐには上陸せずに水上に誘き寄せてからテイラーの水兵部隊をぶつける戦法も良い。

注釈

  • 移植版(PC Engine SUPER CD-ROM2版等)では、ワーはワーに改名された。

シナリオ10(湖上の城)

このシナリオでは、湖上のヴァルク城を攻略するのが目的。だが、やみくもに部隊を城内へ突入させてしまうと、湖上から敵の水軍に挟み撃ちにされ、結果的に兵が込み合う混乱状況に陥ってしまい兼ねない。城内の歩兵部隊は迎撃をすべく城外に出て来るので、先ずは、城門付近に配置した前衛部隊を一旦下げ、城内からシキカン3続いてマドウシの歩兵部隊を自軍の布陣に誘い込んで迎え撃つ方が城を攻略し易い。歩兵は騎兵で攻撃すると有利だが、シキカン3のクラスはファイターだがレベル9なので、騎兵部隊を率いる指揮官のレベルが劣ると互角の戦闘になる。ここは守備力が高いクリスの僧兵部隊と最初に交戦させるように陣形を整えておけば被害を最小限に留めることができよう。

敵の水軍も陸地へと十分に誘き寄せてから弓兵部隊で撃破しよう。そして、城内への突破口を開いたら、主力歩兵部隊2~3部隊を城内に突入させて、ソウジョウの弓兵部隊を撃破し、敵リーダーのシレイカン(城主・キルヒナー)を討ち取れば良し。城内突入に際して、敵司令官のロイヤルソルジャを倒す為に騎兵部隊を突入させずとも、味方の指揮官らの攻撃で簡単に撃破できるので、態々城内において機動力が悪い騎兵部隊は突入させずとも良い。騎兵部隊は敵の増援部隊に備えて城外に待機させておこう。

ターン10よりマップ左と下方の街道に敵の増援部隊(左に弓兵部隊、下に歩兵部隊)が到着するので、増援部隊を迎撃する為の部隊(左に歩兵部隊、下に騎兵部隊)を城内に突入させずに待機させておき、接近してきたところを迎撃する。

注釈

  • このシナリオをクリアすると、ホーキングが合流し仲間に加わる。
  • シナリオクリア時にワンドを入手する。

シナリオ11(ダルシス城)

4箇所あるダルシス城の入り口に各2部隊づつ戦力を分散して攻め込まなければならない。何れの入り口もグランナイトが率いる歩兵部隊と交戦することになるが、たとえ騎兵で挑んでも相打ち覚悟の消耗戦を覚悟しなければならないが、敵の数は少ないので十分勝てる。

僧侶系のクリスは守備修正が高い上に雇えるモンクの守備力も高めなので、敵の歩兵と互角以上の戦いが見込める。更に、ターン7に登場するワイバーンのガーゴイルとも戦える。城の入り口の右下は広めで敵との接触がし易いから、右下にクリスを配置しておけば活躍が期待できよう。指揮官では、ジェシカのレベルが高ければ、敵の歩兵から攻撃されても高い確率で一撃で仕留めることができる。ロードのレディンとナームも若干ダメージを受けながらも対歩兵戦で善戦するので、この3人とクリスの4人だけは指揮官配置の際に分かれて配置した方が良いだろう。

ターン5よりランスがマップ下方の中央に登場するので、指揮官配置の際に弓兵部隊を率いた指揮官を左下後方に配置して待機させておく。更に、ターン7になるとマップ上下共に中央にモンスター(ワイバーンの飛兵部隊)が出現する。城の入り口での戦いに勝利した後は、左右の部隊を回廊で合流してこれを迎え撃とう。指揮官配置の際に城の入り口の右上後方にテイラーを配置しておけば、開始早々に濠へ飛び込みワイバーンとの水上戦に備えることができよう。

レディンがマップ中央へ行くと勝利条件を満たすので、城の中央以外の敵を全滅させたら、レディン以外の部隊を中央に進めて敵マドウシの弓兵部隊を叩く事を忘れずに。

このシナリオから仲間に加わるホーキングのクラスを第二段階にしておきたい。また、レディン、クリス、ナーム、ジェシカの4人は、このシナリオまでに第三段階に到達できるだろう。然しながら、次のシナリオは消耗戦になるので、クリスの回復魔法に頼るのであれば、クリスのクラスチェンジは次回以降に遅らせた方が懸命だろう。

シナリオ12(ツインキャッスル)

このシナリオでは、指揮官が4人ずつ二手に分けて強制配置される。左側の塔にレディン、クリス、アルバート、テイラー。右側の塔にジェシカ、ナーム、ソーン、ホーキングがそれぞれ配置される。敵の歩兵部隊は攻撃修正が高いグランナイトが率いており、敵の弓兵部隊はレベルと攻撃修正が高い魔法使いの指揮官が率いているので、攻撃相関で有利な兵をぶつけても殆ど互角か劣勢を強いられる。

左側の塔は、アルバートとテイラーの歩兵部隊で敵の弓兵部隊と、クリスの僧兵部隊とレディンの騎兵部隊で敵の歩兵部隊と交戦する。右側の塔は、ソーンとホーキングの騎兵部隊で眼前の歩兵部隊と交戦させると結構呆気なく勝敗が決する。ただ、ジェシカとナームの歩兵部隊だけは、眼前の敵に突進すると直ぐさま攻撃魔法と弓兵の反撃とで返り討ちにあい壊滅しかねない。ジェシカとナームの歩兵部隊は一旦後退して、マジュツシとソウジョウの部隊がこちらに接近して攻撃を仕掛けてきたところで、敵の攻撃魔法に注意しながら波状攻撃をを仕掛けよう。

塔の左側と右側を繋ぐ渡廊下に陣取っているシレイカンが率いるロイヤルソルジャは、先ず防御力が高い指揮官(シールドを装備したレディンかクリス)を囮に使い、敵が攻撃をして弱った後で、経験値を獲たい指揮官の部隊で一気に撃破すれば損害を抑えて倒すことができる。ディゴスのロイヤルソルジャも同様の戦法で容易く撃破できよう。

このシナリオに至るまでに順調に経験値上げを行っていれば、各指揮官のクラスが主要指揮官及びソーンとアルバートは第三段階目、テイラーとホーキングは第二段階目に成長していることだろう。仲間に加わって間もないホーキングは、レベル5前後に成長させておきたいところだ。

注釈

  • シナリオクリア時にデビルアックスを入手する。
  • このシナリオをクリアすると、ラングリッサーをディゴスの手から奪還する。

シナリオ13(石像の町)

このシナリオでは、指揮官を7人しか参加させることができず、誰か1人を外さなければならない。水兵のテイラーが活躍する場ではないので、ここはテイラーを外して他の7人で挑もう。

3匹のバジリスクが率いる14匹のボーンディーノとクィーンアントが率いる16匹のエビルアントも騎馬属性なので弓兵が有効である。然しながら、ボーンディーノは非常に強いので、指揮官の攻撃修正及びレベル修正が低いと物理攻撃によるダメージを殆ど与えることができない。それどころか逆に返り討ちに遭ってしまう。攻撃修正が8~9ない場合、ボーンディーノには騎馬部隊で相打ち覚悟で挑むしかない。バジリスクの石化ガスに注意しながら、攻撃魔法でダメージを与えて一気に倒そう。また、スライムが2部隊いるので、ガードマンの部隊を1部隊だけでも配置しておくと戦いが楽になる。

マップ上方にある宝箱には、石化を解く鏡が入っている。この宝箱を開ければ、バジリスクの石化ガスによって石化した町の市民やランス、自軍の指揮官や兵士の石化を解くことができる。石化が解けたランスは仲間になり、このシナリオではNPCとして行動する。必ずしも宝箱を開けずとも6ターン前後で決着をつけられる(宝箱を開けずともシナリオ展開に影響なし)。因みに、宝箱を開ける指揮官がレディン、クリス、それ以外の指揮官によって会話の文脈が若干異なる。

注釈

  • このシナリオをクリアすると、ランスが仲間に加わる。
  • シナリオクリア時にネックレスを入手する。

シナリオ14(ウルフパック)

このシナリオでは、指揮官を6人しか参加できない。よって、レディン以外の指揮官の人選が戦略上大事になる。水兵のテイラーが活躍する場ではないので、ここはテイラーを外し、もう1人は三人衆の誰かを外して挑むと良いだろう。新たに仲間に加わったランスはこれ以上の経験値稼ぎの必要はないので加えない方が良い。また、雇う兵士はウェアウルフに有利な弓兵(雇えない指揮官は騎兵)を最大数雇っておくと良い。僧兵のモンクもそれなりに活躍が期待できる。

シナリオ開始時に、町の中央に1匹だけいるウェアウルフを倒すと、町外れの東西に潜伏していたウェアウルフが3部隊づつ(合計6部隊)出現する。右上に出現したウェアウルフは右上の市民、左下に出現したウェアウルフは左下の市民に迫り襲い掛かる。先ずは、敵増援に備えるべく布陣を整えた後に町中央のウェアウルフを倒そう。

指揮官配置の際には、右上の市民を護衛する為の部隊を右上に、左下の市民を護衛する為の部隊を左から2番目に配置しておき、それぞれ市民に隣接する辺りに待機させておく。右下に配置した2部隊は、町の内側の柵(右下の建物の直ぐ右手)辺りに縦に並べて布陣を整える。一番左に配置した部隊は敵増援が出現するまでそのまま待機。布陣が整ったら町の中央に配置した部隊で中央のウェアウルフを倒そう。そして、中央の部隊は町の西側で待機する部隊と合流して迫ってくるウェアウルフと交戦する。ウェアウルフは闇の軍勢の最下等兵だが攻撃力は高く侮れない。それぞれの持ち場に待機させた部隊は、出現した敵に向かっていかず、先ずは敵の方から接近するのを待ってから、攻撃魔法や回復魔法を交えながら部隊をあまり拡散せずに戦うと良いだろう。

このシナリオにホーキングを参加させた場合には、クラスを第三段階にしておきたい。また、シナリオも終盤戦に突入するので、以降は鍛えたい指揮官を優先して経験値稼ぎを行おう。特に、ナームがレンジャーを目指してマジックナイトのままならば、なんとしてもシナリオ17までのうちにレンジャーにしておきたいところだ。

シナリオ15(邪竜の叫び)

このシナリオでは、指揮官を4人しか参加できない。レディン、ジェシカ、クリス、ナームの4人で挑もう。

このシナリオに登場するグレートドラゴンの力は強大。シサイ(司祭コッセル)の言う、北の山(マップ左上方)に眠る強力な力を持つ炎の精霊・イフリートの封印を解くと味方NPCとして協力してくれる。北の山にいるマドウシを倒すと封印は解かれ、イフリートが味方NPCとしてマップ海岸線に沿った山岳の末端に登場する。しかし、場合によってはイフリートが敵勢を簡単に撃破する(場合によってはグレートドラゴンをも倒してしまう)ので、ありがた迷惑な存在ともなり得る。つまり、封印を解くタイミングは戦況に応じてということだ。

NPCの市民が全滅しても敗北にはならないが、ドラゴンに最終ライン(町の3マス程手前)を突破されて町への侵入を許すと敗北となる。市民は町へと避難を開始するので、市民の避難経路を塞がない様にしながら海岸沿いの森辺りに部隊を展開して迎撃する。そして、1部隊だけを北の山へと向かわせよう。グレートドラゴンとマスターディーノはファイヤーボールを使うので、連発されて指揮官が死亡しないようにだけ注意すること。ボーンディーノは守りが堅く強い印象があるが、シナリオ13(石像の町)とは異なり守備修正が0なので弓兵で対抗できる。魔法に長けた指揮官が1人でもいると心強い。

このシナリオに至るまでに順調に経験値上げを行っていれば、主要指揮官のクラスが第三段階目に成長しているはず。グレートドラゴンを倒すと、経験値がマジックナイト等の長い経験値メーターでも半分が得られるので、攻撃力が高い指揮官にラングリッサー若しくはデビルアックスを持たせて対抗したい。

シナリオ16(暗闇の中で)

このシナリオでは、指揮官を8人しか参加できない

このシナリオは、前のシナリオで迎撃したグレートドラゴンを退治するのが目的。前のシナリオ15ではレベル9だったグレートドラゴンもこのシナリオではレベル2に弱っているので、シナリオ15よりも比較的に楽なシナリオである。

アルンスト峡谷の洞窟内は壁に囲まれ狭い上、移動に時間が掛かる。モンスターと正面から対峙した場合、側面や背後を突く戦術が困難な上、洞窟内の地形効果は全て10%なので地形効果を有利に利用する戦術も使えない。ここでは魔法を交えながら、個々を確実に撃破する他に手立ては無い。

部隊編成は、エビルアントとクロウラーに備えた弓兵部隊が有効である。また、スライムに備えてクリスかジェシカがガードマンを雇っておこう。指揮官全員が兵を雇うよりも、指揮官にネックレスを装備させた対騎兵用弓兵部隊(兵士8)と対スライム用ガードマン部隊(兵士1~4)を各1部隊づつだけで十分な戦いが行える。不安ならば、対騎兵用弓兵部隊の後詰として1部隊~2部隊(合計兵士4~8)程度準備しておくと良い。但し、グレートドラゴンは攻撃/守備修正共に高めなので、引き連れているマスターディーノに弓兵は通用しない。マスターディーノは攻撃魔法で弱らせ、指揮官の攻撃で撃破しよう。敵に対しては、サンダーが特に効果的だ。例によって、グレートドラゴンとマスターディーノはファイヤーボールを使うので、連発されて指揮官が死亡しないようにだけ注意すること。

マップ中央付近にある宝箱には、グレートドラゴンを倒すためのドラゴンスレイヤーが入っている。宝箱を開けた指揮官が持つことになるので、ドラゴンスレイヤーを装備させたい指揮官で宝箱を開けること

シナリオ17(強襲)

このシナリオでは、出撃できる指揮官は8人。この時点で味方の指揮官は9人いるので、誰か1人を外さなければならない。

敵は飛兵と騎兵だけなので、ライトエルフを有効に使って倒していこう。対ワイバーンに有効ではないが、モンクが対ガーゴイルに結構使える。

ライトエルフは森での戦闘を得意とするので、先ずはマップ右下の森に味方の全部隊を移動して、上方と左方どちらから攻撃を受けても対処できるように布陣を整える。敵の飛兵が地形を無視して続々と接近してくるので、敵が接近して攻撃を仕掛けてきたところで、弱った兵と元気な兵とを随時入れ替えながら敵を撃破していく。この時、ライトエルフの特性を生かす為にも敵を森へ誘い込んでから迎撃する。ワイバーンはファイヤーボールを使ってくるので、敵を引き付けたらすかさずワイバーンを弱らせ、敵から集中攻撃を受けないように配置に注意して戦えば損害を最小に抑えられる。あまり多くの兵士を準備しても森で身動きが取り辛くなるだけ。雇う兵士数は全部で18~24程度が良いだろう。因みに、本作では大地を揺るがすアースクエイクは飛兵に対しても有効だ。

マスターディーノの部隊は比較的に動きが鈍く、こちらに接近するまで時間が掛かる。森でワイバーンの部隊を全滅させたら、こちらから敵に接近して一気に片付けよう。

ストーリーも大詰めを迎え、以後、登場する敵も強力になってくる。

シナリオ18(ヴェルゼリア)

このシナリオでは、出撃できる指揮官は8人。誰か1人を外さなければならないが、初プレイならば、ストーリー展開上で欠かせない存在のランスは是非とも出撃させたい。

ナーギャのいる建物に辿り着くまでに、リビングアーマー、クィーンアントとグレートスライムを各3部隊づつ倒して進むことになる。先ずは、アンデッドと相性が良い僧兵部隊を先行させ、リビングアーマーの部隊を撃破する。次に、左の建物からクィーンアントが迫ってくるので弓兵部隊で対抗し、続いてスライムをガードマン部隊で撃破するという展開になる。指揮官配置の際には、左上から2番目に僧兵部隊、左上に弓兵部隊、右上から2番目にガードマン部隊を配置しておく。僧兵と弓兵は各8づつ、ガードマンは4程度も雇っていれば十分だろう。ナーギャのいる建物へ進軍する際には、僧兵部隊を左の建物に移動してリビングアーマーの攻撃魔法・ブリザードに注意して交戦、その間にその建物の北側を弓兵部隊を先頭に残る部隊を移動させれば、進軍がスムースに行く。

ナーギャは魔法を使うので手傷を負わせて魔法を封じたいところだが、ナーギャを守っているゴーレムを倒すのは極めて難しい。ゴーレムはナーギャの指揮範囲にこちらの部隊が近付くと側を離れるので、ゴーレムを誘い出して隙を見てナーギャに攻撃を仕掛けて手傷を負わせよう。ゴーレムの守備力は非常に高いので、攻撃力が40に満たない指揮官や部下の攻撃は殆ど受け付けない。攻撃魔法を連発して倒すか、ナームがレンジャーならラングリッサーを装備させて戦わすと良い。

注釈

  • シナリオクリア時にオーブを入手する。
  • このシナリオをクリアすると、ランスが仲間から外れ、今後仲間に再度加わることはない(ランスの参加/欠場を問わず)。

シナリオ19(幻術師)

ニコリスのいる場所に辿り着くまでに、入り組んだ建物内を移動しながら、多くの敵を相手に戦わなければならない。ニコリスの場所に辿り着く前に、壁の向こうの敵からの攻撃魔法で部隊が壊滅してしまう恐れがある。そこで、囮を使って敵の魔力を尽きさせる作戦を実行すると良い。

指揮官配置の際に、一番上、一番下、下から2番目の3箇所に囮役の指揮官を配置しておく。囮役に部下は必要ない。囮役を任せるのは、三人衆とテイラーの中から選ぶのが無難だ。他の指揮官は、騎兵・歩兵・僧兵をそれぞれ配属しよう。シナリオが始まったら、一番上の囮で二人のマジュツシ、一番下の囮でソウジョウを引き付け、敵の魔力が尽きるまで攻撃魔法の的になり、毎ターン治療をしてダメージを回復する。下から2番目の囮はその場でニコリスにコンフューズを2回発動させる為の的になる。この時、他の部隊は、敵の攻撃魔法による損害が生じない位置に移動して待機しておく。進軍を開始するのは、敵の魔力が尽きてしまってからだ。ソウジョウの魔力が尽きたら、一先ず攻撃魔法による被害を恐れずに前進し始めることができるようになる。

アースクエイクの魔法を使って壁を破壊し、近道を切り開くという荒業もあるが、敵味方共に異なる兵種が入り乱れての大乱戦が予想されるので、遠回りしてでも向ってくる敵を順番に倒して行く方が地道だが賢明な判断だろう。

シナリオ20(闇の封印)

いよいよ最後シナリオ。最終シナリオに相応しく、登場する敵指揮官の殆どがレベル9。もう経験値稼ぎの必要もないので、左右二手に分かれて進軍して、隙あらば一気に敵の指揮官を集中攻撃により撃破してボーゼルに挑もう。

このシナリオもシナリオ19と同様に、敵が攻撃魔法を使用してくるので、早い段階で敵指揮官を撃破、若しくは、行動を封じておきたい。ボーゼルを倒すと奥の部屋にカオスが復活するので、ボーゼルを倒すのは他の敵を全滅させた後にする。最後に復活するカオスは、ラングリッサーを持ったレンジャーのナームで挑もう。不安ならば、ボーゼルが座していた玉座辺りまでカオスを誘い出して、玉座の地形効果(40%)を利用した攻撃で挑むと良い。更に不安ならば、攻撃魔法を使ったり複数の指揮官で取り囲んでカオスを撃破しよう。

クリアボーナス一覧

クリアボーナス一覧表

各シナリオのクリアボーナスについて、各列は、シナリオの番号、得られるお金と経験値を示した表。

シナリオポイント
11000
2500
3750
4800
5
61000
7
81200
9
10
111400
12
13
141500
15
16
171600
181800
190
20