2006-09-27
タイプウェルの到達可能成績と現実の成績とのギャップ
タイプウェルでは、日々の高速タッチタイピングの練習における成績を事細かに知ることが出来ます。中でも到達可能成績は、日々の練習の刺激を高める上でも重要な要素だと思います。
然しながら、この到達可能成績と今現在の実力で弾き出せる現実の成績(特に15位までの記録)との間に隔たりが大き過ぎると、「本当に到達可能なのか?」とか「神が降りれば・・・」などと非現実的な思いが頭を過り、その数値に対して現実的な実感が余り沸いてこない・・・。ことさら記録の更新がかなわない日が数日続くと、「もう限界なのではないだろうか?」と弱気になってモチベーションが低下してしまうことが私にはこの最近度々ありました。では、到達可能成績よりもより現実的な成績が判るとしたらモチベーションは上がるのだろうか?ということで次の事をひらめきました。
到達可能成績とは、各モード共に10位までの最速ラップタイムのうちの上位8位から算出された成績です。これとは逆に仮称・最低到達可能成績が判れば、最悪でも叩き出せる記録が把握できると思いませんか?然しながらタイプウェルではこれを確認できないので自分で計算してみましょう。この算出方法はこうです。TOP 15 の各順位の成績毎に最低ラップタイムだけを抜き出して早い順に上位8位までの最低ラップライムを合計します(TOP 15 では無く TOP 99 や全ての練習履歴を対象にするのも良いでしょうが、あまり意味が無いかも知れません)。これが今の実力ならば最低でも叩き出せ得る成績です。もしも、これを下回るような記録を続発するような日はスランプと位置付けられるのだと思います。
次に、本題の到達可能成績よりもより現実的な成績(仮称・十分達成可能成績)の算出方法についてです。この算出方法はこうです。先ずは、前に述べた最低到達可能成績を算出します。次に、到達可能成績からこれを差し引いた値を2で割り、その値を最低到達可能成績から減算(又は、到達可能成績に加算)します。これが今の実力ならば十分に狙える成績です。もしも、自己の今現在の1位の記録がこれを下回る様ならば、これを目標に記録を狙うと良いと思います。そして、十分達成可能成績と到達可能成績までの差を調子や運、そして鍛錬次第では出せ得る潜在的な成績だと考えると現実的ではないでしょうか?
こうして私は、この最近のモチベーションの低下した状態を乗り越え、7日ぶりに記録更新を果たせました。今はモチベーションが異様に高ぶっています。あの手この手を尽くしてしまってモチベーションが落ちてしまっている方、折角挑戦し始めた高速打鍵の鍛錬の継続を諦めてしまう前に是非この方法を一度お試しあれ・・・。