2006-08-14

参拝

本日は、朝から祖母の手を引いて二人で当家の菩提寺へお参りに行きました。あっ、そうそう。先日記した癌で闘病中の祖母は母方で、今日一緒にお参りに行ったのは父方の祖母です。

お参りに行ったこのお寺には、今から遡ること数百年前に先祖が仏道に帰依して以来、当家一族が先祖代々眠っているものの、私自身が赴いたのは約3年前に永眠した祖父の納骨の折以来の二度目なのです。私は類稀な方向音痴なので、祖母を伴って道に迷うことがあれば祖母に大変な苦労をさせてしまうので、事前に地図を確りと頭に叩き込みお寺を目指した訳なのですが・・・、案の定途中で道に迷ってしまいました。(爆)

全く自慢にならない話しですが、私は道に迷ったと感じたらあつかましくもコンビニかガソリンスタンドで買い物や給油はせずに地図を見せてもらうことにしています。なのでコンビニを発見すると躊躇することなく即座に店内に駆け込み「近辺の地図を見せて下さい。」そうレジにいた店員に言い放った。そして地図を確認すると、目的地のお寺をとっくに通り過ぎていたことが判明・・・。凄く大きなお寺なのに何故通り過ぎてしまったのだろうか?これでは祖母への言い訳もままならない・・・。(滝汗)

目的地のお寺までは、地図から確認するに徒歩5分と要ったところか?しかし、祖母の体力を考え、否や再度道に迷うことを懸念して、結局タクシーを捕まえお寺へ向かった。菩提寺に到着すると、本堂で合同供養──。その後、納骨堂へお参りを済ませ、道に迷う事無く帰路に着く。途中で家の近くのコンビニで買い物を済ませ帰ろうとするが、ホッとしたのも束の間、突然の土砂降りが・・・。雨傘を所持してなかった私達に心優しい店員さんが「通り雨でしょうから、店内で雨が上がるのを待たれては?」と声を掛けると、店の奥から態々椅子を持ってきて下さった。ここから家まで徒歩で5分程度なので、お言葉に甘えさせてもらうことにした。

暫し外の稲光の光景を眺めていたが雨が上がる気配は全くなかった。それから20分程経過──。何時になったら止むか判らぬ雨に祖母が公衆電話からタクシーを呼んだのだが、突然の大雨でタクシーが出払っていたのか?タクシーが到着したのはそれから10分程した雨が完全に上がり蒼く澄み切った穏やかな空模様になってからだった。