2005-03-02

PURLのユーザパスワードを忘れる・・・。

OCLCによる OCLC PURL Service のユーザパスワードを忘却するという大失態をしてしまった。このままでは、一生PURLを利用することができないので、PURL管理者宛てに質問メールを送る一大決意をする。

ちょっと大袈裟ながら、この一大決意には訳がある。OCLCの所在地は、米国(オハイオ州)なのである。つまり、当然、英文でメールしなければならない訳なのだが、私は英語が非常に苦手なのである(その割りに、W3Cの仕様とかは原典の英語に拘る)。

時間を掛けて英文メールを作成して送信したものの、私のメールの意図が正確に伝わるか非常に不安であった。

数時間後、管理者から即答のメールが私宛てに届けられる。内容を読んだ私は、漸く不安から解き放たれる。私の意図が伝わり、再びPURLを利用することが可能となったのだ。めでたし、めでたし。

PURL備忘録

OCLC PURL Serviceとは、OCLCによる、永続性が保障されたURI生成サービスのことです。PURLを利用したアドレスといえば、スキーマの為の名前空間URIとして見かけたことが誰でも(?)あるかと思います。

以下に、PURL取得の為の簡単な手順を書き留めますが、貴方が実際にPURLを利用される際には、OCLC PURL Service が用意する全ての内容に目を通し、理解した上で登録・利用するようにしてください。

尚、当方は OCLC PURL Service と一切の関係はありません。当方に対し、PURLに関する質問等を送ることはご遠慮ください。

PURLユーザ登録の手順

  1. User Registration Form に必要事項(required)を入力したら、登録(Register)ボタンを押す。
  2. 登録内容の確認画面が表示されるので、登録内容の確認を行う。
  3. 登録内容に誤りが無ければ、その内容を送信して登録を完了する。

注釈

  • Password Hint には、Password を忘却した際に思い出す為のヒントを入力します。例えば、パスワードが誕生日だとすると、ヒントは birthday という具合です。これは、万が一の為の備えです(私の今回の失敗談では、登録したパスワードが余りに懲り過ぎた値の割りには、漠然としたヒントだった為に、そのヒントからパスワードをどう導いたらよいかすら忘れてしまいました。全く大間抜けな話しだ・・・)。
  • 登録後にユーザ情報(パスワード等)を修正したい場合には、User Information Modification Form 1 of 2 から行えます。

PURL作成の手順

  1. PURL Creation Form (PURL) 或いは Partial Redirect Creation Form (PR PURL) 、目的に応じてどちらかを選択して接続する。
  2. 必須項目(required)を全て入力する。
  3. 登録内容に誤りが無ければ、その内容を送信して登録を完了する。

注釈

  • PURL
    OCLCにより、永続性が保障された資源個々に対応するアドレス。
    PR PURL
    OCLCにより、永続性が保障された局所URL階層に対応するアドレス。
    本サイト内の全ての資源は、例え移転をしたとしても「http://purl.org/net/osamurai/ + ファイル所在(ディレクトリ階層 + ファイル名称)」により、永続的に参照できます。
  • PURL 及び PR PURL は、登録後に削除することはできません。このサービスは、URIの永続性を保障する為のものなので、削除できないのは当然のことなのです。無意味且つ不必要な登録は控えましょう。
  • 登録後に PURL 及び PR PURL に関連付けられたアドレスを修正したい場合には、PURL Modification Form 1 of 2 から行えます。