xyzzyについて

xyzzyについての簡単な説明です。

xyzzyとは？

xyzzy とは、UNIX用のEmacsを模したWindows上で動作する日本語テキストエディタのようなものです。

Emacsen（Emacsの様々なバリエーション）同様にlispを追加することにより、好きな様に拡張が可能な点が最大の特徴なので、ユーザの用途に合わせてlispで拡張を行う事で、例えば、市販のウェブ・オーサリング・ツールを凌駕する環境やプログラミング環境を作り上げることだって可能です。

ウェブの閲覧やメールの送受信等々、ユーザの思うがままに拡張可能なので、テキストエディッタというよりも最早統合環境構築ツールと言った方が良いかも知れません。

xyzzyについて詳しく知りたい方は、以下のリソースをご覧になられると良いでしょう。

xyzzyって何て呼ぶの？

Xyzzy Wikiのアンケート/xyzzyの呼び方にもある様に、xyzzyユーザによって使い方も様々なら呼び方も様々のようです。

因みに私は、xyzzy（エックスワイゼットゼットワイ）じゃ長いし呼び難いので、ジジーとかscame（エスカメ） [引用： [xyzzy:00570] Re: 仮想画面 -- xyzzy Mailing List Archive より] と呼んでいます。

コマンド入力の予備知識

xyzzyのコマンド入力（キーバインド）には、コントロールキーやメタキーを使用します。

コントロールキー
C-文字 とあれば、コントロールキー（Ctrlなどの表記）を押したまま文字キーを押します。例えば、C-fは、コントロールキーを押したままfキーを押すことを表します。
メタキー
M-文字 とあれば、メタキー（MetaとかAltなどの表記）を押したまま文字キーを押します。例えば、M-fは、メタキーを押したままfキーを押すことを表します。また、メタキーの替わりにエスケープキー（ESC）を押してから文字キーを入力することもできます。

これらのコマンドはそれぞれ、Control, Meta の頭文字を意味しています。

注釈

xyzzyの実行ファイルについて

xyzzyの実行ファイルは、xyzzy.exeとxyzzycli.exeの二種類があります。xyzzy.exeは、マルチウインドウ（起動する毎に、常に新たにxyzzyを起動する）に対して、xyzzycli.exeは、シングルウインドウ（既に起動しているxyzzyの新たなバッファとして起動する）という違いがあります。

尚、xyzzyが起動していない状態では、どちらも同じ動作をします。