PC関連・用語集

本サイトにて使用している用語(PC関連の用語)を中心に集めた用語集です。

用語

アイ・アール・アイ [IRI]
アイ・イー・ティー・エフ [IETF]
  • Internet Engineering Task Force の略
  • インターネット技術特別調査委員会。
  • IETFは、プロトコル案とプロトコル標準の主な提供源となり、RFCを管理している。
アイ・エイ・エヌ・エイ [IANA]
  • Internet Assigned Numbers Authority の略
  • インターネット・アドレス、文字セットやMIMEタイプの登録管理を行っているところ。
アクティブ・エックス [ActiveX]
  • Microsoft社がどの言語で作成したソフトウェア・コンポーネントでもネットワーク環境でやり取りできるようにするために考案した技術。
アクティブ・エックス・コントロール [ActiveX Control]
アクティブ・デスクトップ [Active Desktop]
  • Microsoft社のウェブブラウザであるIE 4.0から組み込まれた機能の1つで、WindowsのデスクトップにHTMLやActiveXコントロールなどを利用できるようにした機能のこと。
  • デスクトップの外観と機能をウェブページのような構成にすることが可能。
アパッチ [Apache]
  • NCSA httpd Ver.1.3をベースに1995年にApache Software Foundationによって開発が開始されたウェブサーバ。フリーソフトウェアとして公開されている。
  • UNIX系のOSのほか、OS/2やWindows上で動作可能なウェブサーバとして世界一のシェアを誇る。
  • 名称の由来は、A Patchy server(パッチだらけのサーバ)の略。
アーカイバ [Archiver]
  • 複数のファイルをひとつに纏めるソフトウェアのこと。単に一纏めにするだけでは無く、複数のファイルの圧縮やアーカイブを解凍(元に戻す)する機能もある。
  • 代表的なソフトウェアとして、LHAやWINZIPなどがある。
アーカイブ [Archive]
  • 複数から成る一連の情報(ファイル)を、アーカイバを用いてひとつに纏められた状態。
  • 圧縮書庫。
アール・エフ・シー [RFC]
  • Request for Comments の略
  • インターネット活動委員会(RFC)によって公開された、インターネットに関連した様々な仕様を提案している文書(インターネット各種規約)のこと。
  • 全てのインターネット標準はRFCとして記載されるが、全てのRFCがインターネット標準を記述しているわけではない。
アール・ジー・ビー [RGB]
  • 赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の光の3原色の頭文字をつけた名称のこと。
イソ [ISO]
  • International Standardization Organization の略
  • 1947年に設立された、国際標準化機構(各国の工業規格を標準化する組織)。
  • W3Cの規格をもとにHTMLを国際標準として規格化したISO/IEC 15445:2000は、ISOIEC(国際電気標準機関)とのJTC1(合同技術委員会)により、当初は、W3CのHTML 3.2をベースに検討を進められていた。後に、W3Cと協議の末にHTML 4.0 strictのサブセットとして規格化が成立、2000年5月に公開された世界標準規格のHTML。
イー・マックス [Emacs]
  • Editor Macros の略
  • UNIX用のフリーのテキスト・エディタのひとつ。
  • Emacs の親戚(Nemacs, Epoch, Nepoch, Mule, FSF Emacs (GNU Emacs), XEmacs, Lucid Emacs, Meadow, NTEmacs 等)を複数形で Emacsen とよぶことがある。
イー・メール [Email]
  • Elentronic Mail の略
  • 電子メールのこと。E-mailや単にmailとも書く。
  • コンピュータの利用者間で通信ネットワークを経由してメッセージの交換を行う為のシステム。最近は、インターネット上での電子メールを指して言うことが多い。
ウィズウイグ [WYSIWYG]
    • what you see is what you get の略
    • コンピューターでモニタの表示と同じ様に印刷されるシステム。
    • HTMLエディッタのこと。HTMLエディッタなどのウェブ・オーサリング・ツールに限らず、モニタ表示の見た目だけで作業が行えるソフトウェアを指すらしいのだが・・・。
ウインドウズ [Windows]
ウェブページ [Web Page]
  • WWW上に存在するウェブ・サイトの場所の一部でブラウザで利用可能なHTMLなどのリソースを意味する。便宜上用いられる造語である。
  • 日本では、広く”ホームページ”と称されている。
ウェブ・サイト [Web Site]
  • ウェブ上の関連するリソース(ウェブページ)の集まりのこと。単に「サイト」とも呼ばれる。
  • もともと「サイト」という言葉は、ウェブ・サーバー内の全てリソース(資源)の集合単位を指し示している。
ウェブ・サーバー [Web Server]
  • クライアント/サーバーシステムにおいてサービスを提供する側のコンピュータもしくはソフトウェアのこと。
  • リソースなどをインターネット上に公開するには、ウェブ・サーバのディレクトリにそれらを置く必要がある。
エイチ・ティー・エイ [HTA]
  • HTML Applications の略
  • IE 5で導入されたDHTMLテクノロジを使ってスタンドアロン・アプリケーションを作成するための仕組み。
  • 作成したファイルは、C++ や Visual Basic で作成された実行可能ファイル(*.exe)と同じように動作する。
  • 実行するには、利用者の環境がIE 5以上(Microsoft (R) HTML Application host)をサポートしている必要がある。(ウェブ上でも動作可能だが、ウェブ標準技術では無いのでウェブ上での利用はお勧めしない。
  • WindowsのセットアップやヘルプなどにHTAが用いられている。
エイチ・ティー・エム・エル [HTML]
エイチ・ティー・ティー・ピー [HTTP]
  • HyperText Transfer Protocol の略
  • クライアントとサーバーとの通信を行うためのプロトコルのこと。
  • WWW上に存在する目的の情報資源に接続する際には、http://hp.vector.co.jp/authors/VA025149/ のように接続を行う。
エイチ・ピー [hp]
    • Hewlett-Packard Company の略
    • パソコンメーカー。プリンタ等の周辺機器でも有名。
    • horsepower の略
    • 馬力
    • hit point の略
    • ゲームのキャラクターの生命値を表す。
エイ・ピー [AP]
    • Access Point の略
    • プロバイダなどが設置しているネットワークに外部から接続するための基地局、または電話をかける先のこと。
    • Associated Press の略
    • アメリカの通信社
エイ・ピー・アイ [API]
  • Application Programming Interface の略
  • OSが実行する機能を要求するためにアプリケーション・プログラムが用いるルーチンの集合体。
エクマ [ECMA]
  • European Computer Manufacturers Association の略
  • 欧州の情報通信関連標準化団体。
エクマ・スクリプト [ECMAScript]
  • ECMA-262規格によりJavaScript1.2をベースに標準化されたスクリプト言語。ISOによって ISO-16262 として認可もされている。
  • Microsoft社のJScript、Netscape社のJavaScript。
エス・エス・アイ [SSI]
    • Server Side Includes の略
    • インターネットで情報資源を提供する際に、CGI等のプログラムにより資源内容の全体を提供せずに、HTML文書中に配置される”SSIディレクティブ”をサーバ側で解析し、現在のHTML文書に情報を加える仕組みのこと。
    • SSIを使用するには、サーバの設定がSSIを許可している必要がある。例えばApacheサーバでSSIを許可するには、サーバの基本設定ファイル、または .htaccess ファイルに、SSIの許可(Options +Includes )を設定する必要がある。一般的には、*.shtmlのような特別なファイル拡張子の場合のみ許可されている。
    • small‐scale integration の略
    • 小規模集積回路
エス・ジー・エム・エル [SGML]
  • Standard Generalized Markup Language の略
  • 1986年にISOによって発行された言語の構造をマークアップする汎用のメタ言語(マークアップ言語を定義するための言語)。
  • 異機種間(ハードウェアやソフトウェアなどの異なる環境)での文書交換および文書データの多角的利用を目的としている。
  • HTMLは、SGMLによって作成された言語の1つである。
  • SGML文書は、データー文字とマーク付け(構造の情報と構造実例)から構成される、物理的には実体セットとして、論理的に階層化された要素として、組織化された一連の文字(符号)で記述される。
エックス・ウィンドウ・システム [X Window System]
  • MIT(マサチューセッツ工科大学)で開発されたUNIX用のウィンドウ・システムのこと。
エックス・エイチティー・エム・エル [XHTML]
エックス・エス・エル [XSL]
  • eXtensible Stylesheet Language の略
  • XMLドキュメントを別のXMLドキュメントなどに変換・表示設定を行うためのスタイルシート言語。
  • XSL-FOXSLTからなる。
エックス・エス・エル・ティー [XSLT]
エックス・エス・エル・フォー [XSL-FO]
  • eXtensible Stylesheet Language-Formatting Objects の略
  • XML用のスタイルシート言語であるXSLより、元々FOだった部分がTCと分離して設計されたXSLの一部。
  • XMLの書式設定に用いられる。
エックス・エム・エル [XML]
  • eXtensible Markup Language の略
  • 複雑なSGML機能の多くを取り除き、SGMLの豊かな能力と柔軟性を保存し、ソフトウェアとデータの連携に重点を置いたメタ言語。
  • XMLでは既存のDTDにユーザー独自の要素を追加して利用することやDTDを新たに設計して利用することができる。
  • 開始タグと終了タグ、及び空要素の表記方法や構造など、XMLの規則を満たしているXMLをwell-formed(整形式)XMLと呼び、尚且つ、定義したDTDの規則も満たしている場合をvalid(妥当、或いは検証済み)(DTDに適合する)XMLと呼ぶ。妥当なXMLは規格に適合するSGMLにもなりえる。(因みに、この原本のXMLは、validです。)
  • DTDを独自に設計できるので自由度が高い反面、下手をすると収拾不能の事態を引き起こす言語。
  • 日本では、XMLの普及と発展のために日本XMLユーザーグループが発足している。
エックス・ユー・エル [XUL]
エフ・エス・エフ [FSF]
  • Free Software Foundation の略
  • フリー・ソフトウェア財団。GNUソフトウェアをネットワークを通じて配布する団体のこと。
エフ・エー・キュー [FAQ]
  • frequently asked question の略
  • よくある質問という意味で、ネットワーク上でよくある質問とそれに対する解答をまとめたもの。
  • スクリーンリーダーでは、”エフ・エー・キュー”ではなく、”ファック”と読み上げてしまう・・・。
オー・イー [OE]
  • Operating Environment の略
  • 操作環境
オー・エス [OS]
  • Operating System の略
  • マイクロソフト社の Windows95 や 98 のような、コンピュータを稼働させるために必要な基本ソフトウェア。
  • MS-DOS, Windows, Mac OS, Mac OS X, SystemV, BSD, Linux, Lindows, Be OS など、様々なOSがある。
かいぎょう・コード [改行コード]
  • ワープロやテキスト・エディタなどで改行を示す制御文字記号(control character)のこと。
  • 制御文字には、「CR(復帰)」と「LF(改行)」がある。
かおもじ [顔文字]
  • 文字や記号を組み合わせて人の表情を表した文字列のこと。例えば ":-)" は、微笑みの表情を表す。
  • 英語圏では、smile mark と呼ばれている文字列。
かくちょうし [拡張子]
  • ファイルの属性や内容を識別するための1~4文字のアルファベット。ファイル名の末尾にピリオドとともにつけられる。但し、特に指定のない限り、編集されたファイルはそのアプリケーションソフト独自のファイル形式で保存される。
サーン [CERN]
  • Conseil Européen pour la Recherche Nucléaire の略
  • セルン とも言う。
  • CERN(英語読みでは、サーン。仏語読みでは、セルン)とは、スイスのジュネーブ近郊を所在地とする、欧州素粒子物理学研究所(European Laboratory for Particle Physics)のこと。
  • 高エネルギー物理学、即ち、素粒子や原子核といった基礎物理学分野におけるヨーロッパの中心的な研究拠点であり、欧州19ヶ国が参加、出資して運営されている。
  • WWWを開発した組織(言わば、WWWの発祥地)。
シェア・ウェア [Share ware]
  • ソフトウェア制作者に対して使用料金を支払う仕組みを取り入れているソフトウェアのこと。ソフトウェアを購入する前に一定期間試用できる場合が多い。
シー・エス・エス [CSS]
シー・ジー・アイ [CGI]
  • Common Gateway Interface の略
  • WWWサーバーのシステム上にて処理を行い、その結果をWWWクライアントへ返すための仕組みに用いられるプログラムのこと。Perl言語が用いられることが多い。
ジェー・エス・エス [JSS]
  • JavaScript Style Sheets の略
  • JASSともいう。
  • Netscape社が開発した、同社のブラウザNetscape Communicator(NN 4)でのみサポートするスタイルシート言語。JavaScriptで記述する。
  • HTMLにstyle要素或いはscript要素内に記述する。また、jss拡張子とすることで、外部ファイルとしても利用可能。
ジェー・スクリプト [JScript]
  • Microsoft® JScript® の略
  • 米国 Microsoft社がインターネット向けにMicrosoftのECMA 262規格に準拠した次世代の言語(ECMAScript Edition 3)として開発したオブジェクトを基本とするスクリプト言語で、インタープリタにより実行される。
  • 同じくECMAScriptに準拠している Netscape社のJavaScriptと類似している部分が多いが互換性はない。
  • JScriptはJavaScriptの様にHTMLなどの中でしか使用できないわけではなく、VBScriptを使用できるアプリケーションのほとんどで使うことができる。
ジジー [xyzzy]
    • 説明の為に使う架空名称のひとつ。
    • 亀井哲弥氏が制作したGNU Emacsを模した、Windows用のテキスト・エディタのようなもの。
    • マクロ言語としてCommon Lispを採用しているので、Emacsの様にlispを追加することでより便利に拡張が可能。
    • 呼び名が不明なので、ジジー、エックス・ワイ・ジジー、エックス・ワイ・ゼット・ゼット・ワイ、キッジー、クサイジジー、エスカメ(scame)、などxyzzyユーザによって使い方も様々なら呼び方も様々。
ジャワ [Java]
  • ジャバ とも言う。
  • Sun Microsystems社が開発したオブジェクト指向のプログラミング言語。
ジャワ・スクリプト [JavaScript]
  • ジャバ・スクリプト とも言う。
  • 米国 Netscape社が自社のブラウザに搭載した汎用のスクリプティング言語。元々の名称を LiveScript という。
  • Netscape社が欧州の情報通信関連標準化団体ECMAと連携して ECMAScript として標準化したスクリプト言語。文法はJava言語を参考にしているが、Java言語との互換性はない。
  • HTMLでは、Script要素を使ってスクリプトのコードを記述することで、UA側で記述した内容を実行することができる。
  • JavaScriptをJScriptと省略表記する人がいるが、正しくは「JScript = Microsoft® JScript®」である。
じょうじせつぞく [常時接続]
  • パソコンをインターネットへ常に接続し、常に情報をやりとりできる状態のこと。
ジー・ユー・アイ [GUI]
  • Graphical User Interface の略
  • 絵やアイコンを利用し設計されたソフトウェアインターフェースのこと。マウス(ポインティングデバイス)操作により直感的な操作ができる。
スクリーン・リーダー [Screen reader]
  • 画面上の表示内容を音声で読み上げるソフトウェアのこと。IBM社のホームページ・リーダーがそのひとつ。主に、目の不自由な人が利用される。
スタイル・シート [style sheet]
セマンティック・ウェブ [Semantic Web]
  • WWWの発案者であるTim Berners-Lee氏が提唱する次世代ウェブのモデル。
  • Semantic Web (或いは、単に Semantic ともいう)では、その情報に明確な意味を持たせることで、ウェブコンテンツなどを人が見て自分で判断するだけでなく、コンピュータ同士や人間とコンピュータがより利便的に扱えることを目的としている。
ダイナミック・エイチ・ティー・エム・エル [DHTML]
  • Dynamic HTML の略
  • HTMLやスタイルシート、DOM 、スクリプト(JavaScript、Microsoft® JSCript®、Microsoft® VBScriptなど)の技術を使用して合成されたものに対するマーケティング上の用語。
  • Microsoft社とNetscape社による仕様があるが、双方には互換性がない。Microsoft社のDHTMLは、データバインディングなどの機能も含み、DOMに基いた実装だが、Netscape社によるNavigator 4 DHTMLでは、JASS、Layer、TrueDocなどで構成され、DOMのほとんどをサポートしていない。
ダブリュ・エス・エイチ [WSH]
ダブリュ・エフ・ダブリュ [WFW]
  • Windows for Workgroups の略
  • 1992年にMicrosoft社が発表したWindowsのバージョンのひとつ。ピア・ツー・ピア・ネットワーク機能をもつ。
  • 日本では発売されていない。
ダブリュ・スリー・シー [W3C]
  • World Wide Web Consortium の略
  • 1994年10月に、WWWの発案者であるTim Berners-Lee氏を中心に発足した、WWWに関する技術の標準化を促すために設立された学術団体。米国のMIT/LCS、ヨーロッパのINRIA、及びアジアの慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスが主催する業界のコンソシアム。
  • W3Cの提供するウェブ関連の技術書などは、W3Cのウェブサイトより、誰でも情報を入手することができる。
ダブリュ・ダブリュ・ダブリュ [WWW]
  • World Wide Web の略
  • トリプル・ダブリュ とも言う。
  • 単に、Web(ウェブ)やW3(ダブリュ・スリー)と省略表記されることもある。
  • 1989年にスイスのCERNのTim Berners-Lee氏らが提案した情報資源のネットワーク(国際広域情報網)。インターネットの計画は、1973年より行われ、そして、1974年に公表された。
  • HTMLなどのハイパーテキストによって資源を表現し、ウェブ上の資源の所在を統一的な表記法URI(統一的資源識別子)を用いて示し、クライアントとサーバーとの通信プロトコルにHTTPを用いる。
チャット [chat]
  • パソコン通信などでリアルタイムでメッセージをやり取りするシステム。
  • 原義は、談笑、雑談、おしゃべり。
ティム・バーナーズ・リー [Tim Berners-Lee]
テキスト・エディッタ [text editor]
  • テキストファイルを作成または編集できるソフトウェア。Windowsならメモ帳やワードパッド、MacintoshならシンプルテキストがそれぞれのOSに付属している。
ディレクトリ [directory]
  • データファイルを木構造で管理する際に1つの階層(Windowsでのフォルダ)を指す呼び方。Windowsの前身であるMS-DOSや、ウェブサーバーなどとして一般的に使用されているUnixでは、今でも”ディレクトリ”と呼ぶのが一般的。
  • 原語は、データファイルを管理するための管理簿(登録簿)という意味。
ディー・ティー・ディー [DTD]
  • Document Type Definition の略
  • HTMLなどのSGMLアプリケーションで、利用できる構造や要素、属性を集合体として定義する仕様文書。文書型定義ともいう。
  • XMLでは必須では無いが、SGMLHTMLXHTML)では必須。尚、DTDを使用する場合は、その定義内容に必ず適合しなければならない。
ドム [DOM]
    • Document Object Model の略
    • Java および ECMAScript(JavaScript や JScript に基礎を置く工業規格スクリプト言語)用の言語バインディング。
    • HTMLXMLのデータへのアクセスや操作のための基本的なオブジェクト・モデルとAPIを規定する、W3Cが公式に公開した唯一のAPI。文書の論理的構造や、文書へのアクセスや操作の方法を定義することで、XMLパーサにアクセスすることを実現し、且つ、特定のプログラミング言語に依存することのないAPIである。DOMには、いくつかのレベルがあり、ウェブ上での相互運用性を高めることができる。
    • down load only menber の略
    • インターネット上で配布されているファイルのダウンロードを行った後、配布者の掲示板などにお礼の言葉を残さない(マナーの悪い)人物。また、その行為。
ドラッグ・アンド・ドロップ [drag and drop]
  • GUI環境でアイコンなどの上でマウスボタンを押し、押したままの状態でマウスを操作し、マウスボタンを離す一連の操作のこと。フォルダやファイル、アイコンの移動の場合などに使われる。
ネチケット
  • インターネットを利用する人が守るべき倫理的な基準や原則。
  • ネットワーク・エチケット(Network Etiquette)を一語にまとめた造語。
ハンドル [handle]
    • プログラムが資源にアクセスする際に使用する資源を判別する変数。
    • 通信用の渾名。
    • インターネットの前進であるコンピューター通信の時代から、”チャット”や”掲示板”の発言の際に使用されている、通り名のこと。いつの頃からか「ハンドル・ネーム」と称したり、それを「HN」と省略形で記すこともあるが、間違っても、”ハンドル・ネーム”略して、”ハンドル”ではない。
パール [Perl]
  • 1986年にLarry Wall氏が開発したインタプリタ言語。
  • WWWでは、CGIプログラムの記述言語のひとつとして、最も一般的にperlが使用されている。
ビー・ビー・エス [BBS]
  • Bulletin Board System の略
  • パソコン通信などで情報やメッセージを伝言板のようにやり取りするシステム。
  • 電子掲示版。
ピー・エイチ・ピー [PHP]
  • PHP: Hypertext Preprocessor の略
  • オープンソースの汎用スクリプト言語。
  • 多くの構文は C、Java、Perl 言語から転用している。
  • HTML中にスクリプトを記述することで、サーバ側でスクリプトを実行出来るという特性を持つ。習得が容易で、Perlより軽快な点から、近年次第に普及しつつある。
ピー・シー [PC]
  • personal computer の略
  • 個人用の小型コンピューター。
ピー・ピー・ピー [PPP]
  • Point to Point Protocol の略
  • 地点間プロトコルともいう。
  • モデムと電話回線(ISDNや一般回線など)を使用してネットワーク接続を行う際に用いられるプロトコルのこと。
  • ダイヤルアップでインターネットに接続するには、通常はこのプロトコルを使うのが主流。
フリー・ソフトウェア [Free Software]
  • ソフトウェアの製作者が作者自身や作者の身内のために作成したソフト。また、好意により公開されているソフトウェアの総称。著作権は作者に帰属するが、動作の保証やサポートを行う義務は作者にはない。また、作者に無許可での改変、販売を行うことはできない。しかし、フリーソフトの多くは、誰でも自由に使用することができる。
  • 通常「無償」で配布される場合が多いが、決して「無料」という意味ではない。
フォルダ [folder]
  • WindowsやMacintoshで、ファイルやプログラム、他のフォルダを整理・分類し、保存(格納)するための場所。
ブイ・ビー・スクリプト [VBScript]
  • Visual Basic Scripting Edition の略
  • Microsoft社が開発した Visual Basic プログラミングシステムの完全なサブセットとして設計されたスクリプト言語。VBScript のソースライセンスは、Microsoft社が無料で提供している。
ブラウザ [Browser]
  • ウェブ・ブラウザ とも言う。
  • サーバからHTTPレスポンスボディとして返されるHTMLドキュメントなどの情報源を解析して表示するために使用するユーザー・エージェント。
  • 1990年最初のGUIブラウザを、WWWブラウザと呼んだ。
  • 米国イリノイ大学NCSAにて開発されたncsaMosaic、マイクロソフト社のMicrosoft Internet Explorer、ネットスケープ社のNetscape Navigatorがその代表的なもの。他にも、W3Cによるウェブ標準ブラウザAmayaやNetscape 6のベースになっているMozilla、テキストブラウザのLynxw3m、音声ブラウザのホームページ・リーダーなど、多種多様なブラウザが他にも数々存在する。
プロトコル [protocol]
  • コンピュータ同士がデータの受け渡し(通信)をするときの手順や取り決め。HTTP, FTPなどのプロトコルが決められている。
プロバイダ [provider]
  • インターネットへの接続やホームページの登録サービスの提供・サポートを行う業者。
  • プロバイダに加入することにより、プロバイダ指定のアクセスポイント(AP)の電話番号にダイアルアップ接続を行うのが一般的。
  • 正式には「インターネット・サービス・プロバイダ(Internet Service Provider)」という。
ホームページ [homepage]
  • WWWサーバーを訪れた人に、”そこにどんな情報があるのか?”ということを、素早く理解できるように用意されたドキュメントのこと。ホスト内の一連のリソース群がすべて収められている場所の出発点となるページ(ドキュメント)を指す。
  • 元々、「ホームページ」という言葉には二つの概念があり、ひとつは、サーバ内に含まれる情報内容の概要を知りたいと思う人を歓迎する「ウェルカムページ(ホームやデフォルトページ)」。また、ウェブブラウザを起動した際の「デフォルトページ」という意味の別々の概念を持つ。前者の「ウェルカムページ」は、そのサーバを訪れた人がホームページ(後者)として利用するのに便利なので、度々”ホーム”ページと呼ばれる。従って、管理者が用意する”ホームページ”が、必ずしも利用者の”ホーム”ページだとは限らない。
ホームページ・リーダー
  • 1997年秋、日本アイ・ビー・エム(株)が実用化した、視覚障害者のインターネット利用を可能にするスクリーンリーダーのひとつ。ウェブページの文字情報を合成音声で読み上げることができる。
  • 合成音声は、”男声音”と”女声音”があり、男女どちらの合成音で読み上げるかは、ユーザー設定と文書の構造(或は、スタイルシートで指定された規則)によって異なる。通常は、本文を”男声音”で読み上げ、ハイパーリンクの部分は”女声音”で読み上げられる。
  • 視覚的表現、例えば、画像情報を音声化することはできない。HTMLのimg要素ならalt属性の代替テキストを読み上げ、画像リンクの際は、alt属性に代替テキストの指定が無い場合(alt="" も同様)、その画像のファイル名を読み上げることになる。また、ページにアクセスした際は、初めに”文書のタイトル”を読み上げるが、title要素が無い場合には、”無題 http://・・・”と当該URIを読み上げる。更に、構造化が妥当ではない表(一般的に使用される”表によるレイアウト”の様な間違った表の用法や正しく線形化されない表)の使用は、読解不能な状況に陥り易く、利用者は混乱をきたす事となる。
  • V3.01以降より、フレーム、JavaScript、一部のプラグインにも対応。
モデム [modem]
  • modulator-demodulator の略
  • アナログ信号とデジタル信号を変換する変復調装置。通常、電話回線などのアナログ回線を通じてデータ通信を行うときに使用する。
ユニックス [UNIX]
  • 1969年に米国AT&T Bell Laboratoriesで、Dennis Ritchie氏とKen Thompson氏によって開発が開始されたOS
  • AT&Tが製品化したSystemVと、UCB(カルフォルニア大学バークレイ校)のBSDの二大潮流に分けられる。
ユーザ・エージェント [User agent]
  • ブラウザを含むサーバーにアクセス(リクエスト)するためのソフトウェアのこと。これには、デスクトップのグラフィカルなブラウザや音声ブラウザ、携帯電話、マルチメディアプレイヤー、プラグイン、及び、スクリーンリーダーのようにブラウザと共に補助的に使用されるスクリーン拡大表示ソフトウェア、音声認識ソフトウェアなども含まれる。
ユー・アール・アイ [URI]
ユー・アール・エヌ [URN]
  • Uniform Resource Name の略
  • ウェブ上で利用される資源を名前により永続的に特定できるもの。
  • 場所という概念に依存しない、若しくは、公的組織等により永続性が保障されている資源の所在地。
ユー・アール・エル [URL]
ライナックス [Linux]
  • リナックス とも言う。
  • 1991年にヘルシンキ大学のLinus B. Torvalds氏によって開発されたUNIXクローンのOS
  • Red Hat, Turbo, LASER5, Vine, Debian などのディストリ・ビューションがある。
ルート [root]
    • UNIXにおけるスーパーユーザ(システム管理者)のデフォルトのログイン名。
    • ファイル階層構造の最上位にあるディレクトリを指す。
ロム [ROM]
    • read only memory の略
    • 読み出し専用記憶素子。
    • 一度書き込まれたデータ内容を変更することは全く不可能か、或いは特別な装置を必要とする。
    • read only member の略
    • 電子掲示板やチャットなどで情報提供を行わずに、情報内容の読み取りだけを行っている人。また、その行為。
ワスプ [WaSP]
  • Web Standards Project の略
  • 1998年8月に設立したウェブ標準技術の普及推進団体。
  • かつて、HTML標準化の旗手としてもてはやされ、ブラウザメーカーを相手にブラウザをW3C勧告に準拠させる戦いに勝利した団体。2002年2月、一時活動を休止。
  • WaSPの活動は、ウェブ標準サポートをしてなかったMicrosoftやNetscapeなどに圧力をかけ、より厳密にウェブ標準に適用させることに成功したと幅広く評価されている。